トイレリフォームで掃除をラクに

トイレの便器は、高価なもののほうが掃除もラクなのです。とくに、最近ますます人気のタンクレストイレはトイレリフォーム時におススメです。便器自体がシンプルな形で、凹凸が少ないため、拭きやすいですし、汚れもたまりにくいです。また、タンクのスペースがない分だけ、個室の空間が広くなりますから、掃除をするときの作業もラクになるのです。
タンクレストイレは、1回ずつ水道から水を流して水流の力で汚れをとるシステムになっていますから、少量の水ですむというのもメリットといえるでしょう。たとえば、1回に使う水量が6リットルというものもあります。古いタイプは平均すると1回14リットルなので、トイレリフォームでタンクレストイレに替えると、かなりの節水効果を望むことができます。ただし、タンクにためた水を流す従来式のものとは違って、このタイプは吸水自体に水圧が必要になります。
一戸建てで3階以上になると、水圧が足りないこともあるでしょう。また、マンションでは、給排水の制約でタンクレスに替えられないケースもあります。その場合には、壁や床に水がはね、使いづらくてしょうがないタンクの上の手洗いだけでもやめたいものです。個室内に小さな手洗い器をつけるようにしたほうが、使い勝手もよくなります。
ちなみに、トイレリフォームでトイレを2ヵ所につくる場合には、1つを洗面室と一緒の空間にして、広く使うようにするというのがおススメです。
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